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妄想やおいニュース

5/19に開催された「同人誌と表現を考えるシンポジウム」のITmediaによるレポート。同人誌生活文化総合研究所の三崎さんもパネラーをしてらっしゃったみたい。この日予定がつぶれたし暇してたのにー、行けばよかったなぁ。
このITmediaのニュースはこの記事の続きなのであわせてどうぞ。今回の記事では、同人誌での表現規制(具体的にゆうと性器の修正)についての話なんですが、かなり興味深いです。会場でマジック渡されて修正、っていうの本当にあるんだなぁとか、印刷会社とか委託販売も結構チェックしてるんだなぁとか。レポートは同人誌全体のお話になってるので、とりあえずここではやおいに関する部分だけ。会場修正、女性系が男性系を超えるのところから。

市川 実際に「なんで塗んなきゃいけないのよ」ってのは結構多いんですよ、だいたい2コミケに1回くらい。「これは何でわいせつなの、どこがいけないの」と。実は最近女性系サークルのほうが多いんですよ。横にいる武田さんなんかが一番かわいそうなことになってるかもしれないんですけど(会場笑い)、実は去年の冬コミでついに、女性系サークルのほうが、男性系サークルをおさえまして、修正が多くなっております。いつもだと女性系が4、5件くらいですが、今回初の2けたにのりまして、男性系を超えました。昔から女性系サークルは多いですが、やはり最近、やおい、JUNE、ボーイズラブといろいろあって、女性系サークル増えていて、だんだん過激になってきている。かつ、男性器に対して修正を入れるという意識があまりないように見えるんですね。どうなんですかね。

あー。
意識がないわけじゃないけれど、絶対消さなきゃダメなもの!とはあんまり思ってないかも。意識はあるけどゆるいというか。同人誌はもうだいぶん読んでないんですけれども、私の印象では、消すとこ間違ってるよっていう同人誌が結構ある印象だなあ(わらい)

武田 さっきもちらっと言ったんですけど、わいせつ物という問題に関して、意識が「対岸の火事」。

市川 意識がそもそもない?

武田 ない。あるいは、これも2、3年前の夏に問題になったんですけども、「わいせつ物」と「18禁」の区別がついていない。念のためですが、「18禁」というのは、18歳以上の相手ならば売っていいものなんですよね。「わいせつ物」というのは相手が18歳以上であろうがなんだろうが売ってはいけないもんなんですよ。この区別がついてなくて、なんかネガティブな思想にばっかりいっちゃう。でそっちに走られるっていう傾向も一時期、2~ 3年くらい前に強かったですかね、女性向けで。

市川 女性系の方にも考えてもらわなきゃいけないかなと思います。きょう会場を見ても、こういうシンポジウムにくるのは男性系の方が多いのかなって思うんですよね。女性系の意識をどうやって変えていくのかは今後の課題ですね。われわれイベント側もそうだし、印刷所もそうだし、書店さんも。メロンさんは女性向けの扱ったりしてるんですかね。

あぁー。
18禁ってかけばなんでもOK、って思ってる節はあるなぁ…。そういえば昔、「ちんこよりやおい穴は消さないとダメだよね絶対!(爆)」とかいう愉快なやおいっ子がいたので、横山ホットブラザーズよろしく「おーまーえーはーあーほーかー」といいながらベヨンベヨン言わせたノコギリで彼女の脳天直撃してきましたけれど。確かにちんこは面白いのにまんこはまったく面白くないですけど、どちらも立派なわいせつ物なのですよねー。どうでもいいけど「やおい本って尻穴にボカシはいってんの?」って男性にマジな顔して聞かれたことありますけど、やっぱそこは入れないとだめなんですかね!ケツマンコだけに!

川島 うちは女性向けの「リブレット」というのがあるんですけど、女性は極端に過激か、極端に官能的か、「あ、してるのかな」というのが多いですね、微妙な範囲というのか(会場笑い)

市川 ロマンあるものから、「ガチ」の場合なんですけど、さっき言った通り、コンビニと書店で売られているものの違いがありますが、書店さんで売られているものを見ると、男性器に修正がほとんどないんですよ。それを見た女性のサークルさんはOKなんだと思うんですよ。
それで噛んでくるんですよね、「あれは大丈夫だった」「あれはいいんだ」ときて、「いや商業誌に準じるんじゃないって書いてあるじゃないか、アピールに」って言うんですけど、だいたいそういうサークルさんに限って奥付がなかったりして、「いやあ、奥付がないと作ったサークルさん自身が責任を取れないとか、連絡先がないということについては最後、警察とかに問われた時に突っ込まれますよ、やはり奥付を入れてもらった上で、しっかりと成人マークも入れてやってもらわないと、商業誌に準じるなんて言えないんですよね」という話をしながらごまかしつつ、柔らかに「今度修正してくださいね」っていいながらマジックペンを渡して帰ってらうという風にしてもらうんですけど。結構大変なんですよ、女性系。噛んだら長いですよ。男性系のほうがすんなり「分かりました、すぐ塗ります」って言うんですけどね。

あー。
でもほんと商業誌自体薄いと思う、男性向けの成人誌に比べると。媒体の違いを説明したって通じないと思うし、やおいしか読まない人がやおい同人誌を書いていたらそもそも「消し」自体にあんまり出会わないと思うんですよねー。やおいで露骨に黒オビで消してるのってあんまりなくて、圧倒的に「演出で書かない」のが多いと思うんですよね。精液のとびちりで隠したりとか、台詞で隠したり、謎の光るオブジェクトで強引に隠したり(おもしろ消し)とか。というかそもそも同人誌だと謎の物体男性器(アイスキャンデーちんこ。ようするに棒。カリがない)とかあるしな!
ボーイズラブ商業誌からアピールしていかないと女性向けの消しはどんどん薄くなる一方だと思うんですよね、いくら媒体の違いを言われたって。
あと噛み付くのが女性のほうが多いっていうのは、女の性質も少しだけあると思うんだよねー、なんていうのか、うまく言えませんけど、自分のつくったものが恥ずかしいものって分かってても他人にそんなふうに認められたくないっつうかなんつうかうーん。やっぱうまく言えません。

というわけで、妄想やおいニュースは「やおい本にもちゃんと消しいれようぜ」ということを声を大にしていっていきたいと思います。個人的にはおもしろ消しにバリエーションが増えるといいなぁ。

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